「自宅にいながら映画館のようにAmazonプライムビデオを楽しみたい」
ホームシアター好きな方なら多くが思うこともあるでしょう。プロジェクターを使えば簡単に自宅で映画が視聴できます。
とは言っても、プロジェクターの配線が難しそうでなかなか手が出ない方もいることでしょうし、
「ちゃんと見れるように設定できるかな?」
と心配していた方でも安心してプロジェクターを使えるように解説しています。
この記事を読み終える頃には初めての方でも接続の仕方が理解できるようになるでしょう。それだけでなく、「音が出ない」「映像が見れない」と言った基本的な問題の解決が可能になります。
プロジェクターでAmazonプライムビデオを視聴する方法
プロジェクターでAmazonプライムビデオを見る方法を説明していきます。
準備するものは下記の3つ。
- プロジェクター
- パソコン(もしくはスマホ)
- ケーブル
1つずつ詳しく紹介していきます。
手順1.プロジェクターを選ぶ
まずはプロジェクターを選ぶポイントを押さえていきます。性能を確認し、Amazonプライムビデオのアプリが内蔵されているものを選ぶといいでしょう。
アプリが内蔵されていなくても、後からインストールできるので心配いりません。
価格帯は1万円台〜10万円台までバリエーション豊富です。小型のものは持ち運びが可能ですから、キャンプやBBQなどアウトドアで活躍すること請け合いです。
また、プロジェクターを選ぶ前に確認することが4つあります。
- 部屋の大きさはどれくらいか
- 照明を落として暗くできる部屋なのか(輝度)
- プロジェクターをどれくらい離して見るのか(投影距離)
- プロジェクターの画像の美しさ(解像度)
この4つを事前に把握しておくことで、目的にあったプロジェクターが見つけやすくなります。
手順2.デバイスを選ぶ
スマホ・PC・タブレットによって購入するケーブルの種類が変わってきます。
そのため、購入後にケーブルが合わないというトラブルを防ぐためにも使用するデバイスを確認しておきましょう。
手順3.ケーブルを選ぶ
有線接続の場合は、それぞれ対応しているケーブルが違います。
- iPhone
- Android
- PC
- タブレット
それぞれ必要なケーブルを説明していきます。
1.iPhone
iPhoneのコネクタはライトニングタイプなので、ライトニングとHDMIの変換ケーブルが必要です。
接続が不安定になるおそれも考慮するとApple純正をおすすめします。
2.Android
Androidにはコネクタの種類がいくつもあります。 以下、どのタイプのケーブルを購入するといいのか簡単にまとめます。
- USB Type-C対応スマホ→Type-CとHDMI変換ケーブルを購入
- micro HDMI対応スマホ→micro HDMIとHDMI変換ケーブルを購入
- スマホとプロジェクター両方がMHL対応の場合→MHLケーブルのみでOK
3.PC
PCとプロジェクターを繋げる場合に必要なのはHDMIケーブルです。MacBookはHDMIコネクタの規格がないので、変換ケーブルやUSBハブを使用する必要があります。
プロジェクターでAmazonプライムビデオが見れない・映らない原因と3つの対処法
いざプロジェクターとデバイスを繋げてみたものの、プライムビデオが見れない・映らない場合、どう対処したらいいのかを説明していきます。
- 対処法1.内蔵アプリが対応しているプロジェクターを選ぶ/Fire TV Stickを使用する
- 対処法2.繋げるデバイスが対応しているものを選ぶ
- 対処法3.インターネット環境の不具合がああれば取り除く
対処法1.内蔵アプリが対応しているプロジェクターを選ぶ/Fire TV Stickを使用する
使っているプロジェクターに、Amazonプライムビデオのアプリが内蔵されていますか?なければインストールしましょう。お使いのプロジェクターがプライムビデオ非対応の場合は、Fire TV Stickを使うと解決します。
対処法2.繋げるデバイスが対応しているものを選ぶ
あなたが使っているデバイスは、Amazonプライムビデオに対応していますか?
デバイスの種類 | 対応しているデバイス |
スマホ・タブレット | Android |
PC(ブラウザ) | Google Chrome MozillaFirefox Microsoft Internet Explorer Microsoft Edge Safari Opera |
PC(アプリ) | Windows10版Mac版 |
上記の表を参考に、デバイスが対応しているか確認してください。
対処法3.インターネット環境の不具合があれば取り除く
使用しているインターネット環境に不具合はありませんか?Wi-Fiルーターのコンセントを抜き、1分ほど待ってからまたコンセントを接続すると回復する場合が多いです。
もしくは安定したWi-Fi接続が可能な場所にプロジェクターを設置することも解決法の一つになります。さらに有線LAN接続に切り替える、ルーターの接続やケーブルの状態を確認することも有力です。
サーバーのメンテナンス中の可能性も考えられますから、しばらく待ってからまたプロジェクターを繋ぐのも一つの手でしょう。
対処法4.HDMIケーブルがHDCPに対応しているものを選ぶ
HDCPとは、デジタルコンテンツの不正コピーを防ぐ目的の著作権保護技術のことを言います。
暗号化されたデータの送信、受信共にHDCPに対応している必要があります。HDMIケーブルだけでなく再生機器がHDCP対応かも確認しましょう。
なお、Androidスマホは、HDMIケーブルに対応していない機種があるので注意が必要です。
プロジェクターから音が出ない原因と対処法
ここではプロジェクターから音がでない時の対処法を3つご紹介します。
- 対処法1.ドルビーの5.1chに対応しているものを選ぶ
- 対処法2.音量調節や接続端子の確認をする
- 対処法3.プロジェクターの音量設定を変更する
では順番に説明していきます。
対処法1.ドルビーの5.1chに対応しているものを選ぶ
5.1chとは、音声の出力システムの1つ。聴く人の前後左右にそれぞれ異なる音声を出す6つのスピーカーを配置したもので、立体的に音響が楽しめます。
Amazonプライムビデオは、ほとんどの作品がこの5.1chでの配信。そのため5.1chに対応していないスピーカーで出力をしようとすると、音が出ないのです。
PCやスマホには5.1chが非対応なので、必然的にスピーカー内蔵のプロジェクターもしくは外付けスピーカーが必要になってきます。
対処法2.音量調節や接続端子の確認をする
プロジェクターの音量設定が非常に小さくなっている場合やミュートの場合があります。
これは初めて使う時に大音量でうるさくならないように、出荷時に小さめの音量に設定されているからです。
それでも音が出ない場合は一旦全てのケーブルを抜き、もう一度接続してみましょう。
対処法3/プロジェクターの音声設定を変更する
プロジェクターをパソコンと接続している場合。パソコン側の設定で「音量をプロジェクターから出す」と認識させる必要があります。
Amazon Fire TV Stickと接続している場合も、音量設定を変更することで解決する場合がほとんどです。Amazon Fire TV Stick の設定を開き、ディスプレイとサウンド→オーディオ→Dolby Digital出力へ進みます。「Dolby Digital Puls オフ」または「Dolby Digital Plus 自動」へ変更しましょう。
Amazon Fire TV Stick 4K の場合は、設定→ディスプレイとサウンド→オーディオ→サラウンド音響へと進んでください。そこで「ステレオ」に変更します。
Fire TV Stick の種類の中には「すべてPCM」の表示がありますが、この場合はPCMに設定してください。
Amazonnプライムビデオの視聴におすすめのプロジェクター3つ
プロジェクターと言ってもさまざまなタイプのものがあります。初めての方にはどれを選んだらいいのか迷うはず。そこで、おすすめのプロジェクターを紹介していきます。
商品1.世界初の照明一体型3inn1プロジェクターAlladin X2 Plus
家庭で使われている一般的な照明、シーリングライトにプロジェクターとスピーカーが一体になった商品がこちら。投影距離が1.2m程度あれば十分楽しめます。
多機能で、YouTubeやAmazonプライムビデオはもちろんのこと、おうちカラオケや目覚まし点灯など便利な機能が沢山あります。
お値段も充実した機能に見合った価格で¥129,800-(税別)。
商品2.Anker Nebula(ネビュラ)Capsule II(Android TV搭載 モバイル プロジェクター)
500ml缶よりも小さなコンパクトフォルムで持ち運びも便利な商品です。
世界初のAndroidTV搭載の小型プロジェクター(自社調べ)なので、TVも迫力ある画面と音声で楽しめます。
HDMIやUSBはもちろんのこと、Wi-Fi、Bluetooth、Chromecastにも対応していますので、ワイヤレス接続も可能になり、配線もスッキリ。
内蔵スピーカーはDolby Digital対応のため、8Wのスピーカードライバーにより迫力ある音声が楽しめます。つまりスピーカーとしても優秀な機能を発揮してくれます。
お値段は¥69,990-(税別)ですが、この多機能で優秀なスペックにぴったりな価格です。
商品3.Alladin Vase 小型プロジェクター
インテリアとしても楽しめるだけでなく、手軽に持ち運べる大きさのAlladin Vase。
音楽に合わせて照明も連動させることができるのですが、シーン別にサウンドモードやスリープモードが楽しめます。
搭載されているアプリ「テレビ」を推奨のTVチューナーに接続させることで、放送中の地デジ番組が楽しめます。さらに別売りのHDMIケーブル「Alladin Connector(アラジン コネクター)」を接続することで、家庭用ゲーム機やDVD/Blu-rayレコーダーも大画面で見ることができます。
お値段は¥69,800-(税別)です。多機能なアプリが内蔵されているので納得のお値段です。
プロジェクターとあわせて活用したいおすすめアイテム3つ
「いっそのことなら、とことん楽しめる環境にしたい」
という声にお応えして、プロジェクターとあわせて使うおすすめアイテムを紹介していきます。
- シアタースピーカー
- シアタースクリーン
- ヘッドフォン
の順番で紹介します。
アイテム1.シアタースピーカーで臨場感あるサウンドに
音にこだわる方であれば、外部スピーカーを使った方が断然おすすめです。
小型のプロジェクターに内蔵されているスピーカーも小型になるので、音質のクオリティには限界があります。そこで外部スピーカーを繋げることにより、音質のクオリティを上げることができます。
アイテム2.シアタースクリーンが大画面をさらに見やすく
「部屋がフラットな壁ではないから投影できない」
「綺麗な映像を映し出したい」
そのような場合は、シアタースクリーンを使うと解決できます。シアタースクリーンは、電動、手動、掛け軸タイプ、モバイルタイプと4種類に分けられます。
キャンプやBBQなどの場面においては、屋外でも投影できるシアタースクリーンが活躍してくれることでしょう。アウトドアでも使えるこのシアタースクリーンは持ち運び可能なため、コンパクトに収納できます。
アイテム3.ヘッドフォンで室内でもサラウンドが楽しめる
「迫力ある音響が好きだけど、あまり大きな音が出せない」
そのような時に活躍するアイテムがヘッドフォンです。
映画鑑賞にオススメのヘッドフォンはやはり、「密閉型」でしょう。音が漏れにくく、周りのことを気にせず立体的なサウンドが楽しめます。夜間など大きな音が出しにくい時間帯でも大丈夫なのが密閉型です。
プロジェクターで気軽にAmazonプライムビデオが見れる
一見難しそうなプロジェクターの接続も、ポイントを抑えることで簡単にできます。ポイントはいくつかありますが、1つ1つはシンプルなものです。うっかりAmazonプライムビデオのアプリが内蔵されていないプロジェクターを持っていても大丈夫。Fire TV Stickがあれば解決です。
ただし、HDMIケーブルがHDCPに対応しているものを選ぶことはお忘れなく。
ここまで読んでくださったからには、プロジェクターの正しい接続方法が理解できたことでしょう。これからは、Amazonプライムでのホームシアターライフを楽しんでくださいね。
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